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2009年06月06日

◆わが友に贈る◆名字の言◆寸鉄6月6日

◆わが友に贈る
6月6日
 一人が立てば
 環境は一変する!
 皆の闘志を
 沸騰させゆく
 先陣の走者たれ!

◆名字の言
6月6日
 江戸時代の為政者は、庶民の声を重んじていた。意外かもしれないが、「絶対的な“お上”と、その圧政に耐える“下々の者”」という単純な構図は、実態と異なるようだ

▼例えば、幕府が庶民の声を募るために設けた「訴願」制度。各地の役所には、道路整備や防火対策など、さまざまな要望が寄せられ、実現したものも多かった

▼江戸町奉行では、“願い事禁止令”を出し、多過ぎる訴願を制限したことも。しかし“民意なき政治”は行き詰まり、禁止令は3年で撤回に。一面から見れば、民意を重視したからこそ「徳川政権は二六〇年もの間、安定的に維持された」(平川新『日本の歴史 第12巻』)と言える

▼きょう6日で生誕138周年を迎えた牧口初代会長。軍国主義と戦い、“民衆こそ主役”と訴え、過酷な獄中闘争の末に殉教された。しかし、軍部権力も、初代の魂までは縛れなかった。先師の遺志を継いだ戸田第2代会長、池田第3代会長の大闘争で、創価の連帯は今や、世界192カ国・地域に広がる

▼日蓮大聖人は、濁乱の世を「民の力よわし」(御書1595ページ)と喝破された。時代を開き、社会を変革する原動力は、常に民衆の声と行動である。今こそ、地域の最前線で正義を叫ぶ我らの出番だ。(弘)

◆寸鉄
6月6日
▼きょう牧口先生の生誕日
 「三代会長を貫く真の人間主義に続きたい」ブラジル市議
▼『神曲(ダンテ)』ゆかりのイタリア都市(チェチナ)に「牧口広場通り」。
 世界が仰ぐ師弟の勝利劇

▼苦難を克服する力を鍛えよ−作家ヘッセ。
 激闘が青年を磨く。前線で勝ち捲れ!

▼「私には語る権利がある。強く激しく、ありの儘(まま)に」アメリカ言論人。
 大確信の対話を

▼詐欺師は全くの虚偽を語り、作り上げる−歴史家カーライル。
 嘘(デマ)屋の醜態を皆が嘲笑。


【聖教新聞】引用以上


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