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2009年03月11日

教育 3月11 日 子育てに夢を(12)

子育てに夢を(12)
 
「お母さん業界新聞」編集長 藤本裕子
自己紹介で友達づくり
さりげなく、キラッと光る!

 春は、地域で一歩踏み出す季節です。この時期は、学校のPTAや子ども会の役員が回ってきたり、趣味の会や育児サークル、またボランティア活動に参加したりと、さまざまな出会いの場があります。そこで必ず必要になるのが「自己紹介」です。
 

 そうした場面でよく見掛けるのは、最初の人が自分の名前と住んでいる町名、子どもの年齢を言うと、最後まで判で押したように全く同じ内容の自己紹介になるケースです。結局、情報がこんがらがって、誰が誰だか名前を覚えることすらできません。
 
 私もこれまで、たくさんのお母さんたちと交流してきましたが、いまだに忘れられない人がいます。その人は、自己紹介の順番が回ってくるなり、「私の特技は、逆立ちです」と言って、その場でエイッと逆立ちをしたのです。もう、みんなはびっくり!
 
 そこにいた全員が彼女のことをすぐに覚え、きっと一生忘れないだろうと 思います。
 
 自己紹介とは、自分ピーアールであり、友達をつくるチャンスでもあります。
 
例えば、「私はアロマセラピーに凝っています。
 
ちょっと疲れたときは、ベルガモットの香りで元気になれますよ。庭にハーブを育てているので、欲しい方はいつでもどうぞ」というように、自分が興味のあることを語るとします。
 
すると、帰りがけに は数人から「私もハーブに興味があるので、一度お邪魔してもいいですか」なんて声が、早速掛かります。
 
 話題は、いろいろです。最近見た映画の話だったり、今朝の新聞で読んだ気になるニュースだったり……。また「○○について、どなたかご存じの方は教えてください」なんて言うと、親切な人が必ず声を掛けてくれ、すぐに友達になれます。
 
 自己紹介の3大ポイントは、「目立ち過ぎず、さりげなく、キラッと光る」です。
 私が会の進行役だったら、自己紹介で「夢」を語ってもらいます。夢なんてない――という人には、「昔の夢でも、ウソの夢でもいいですよ」と。みんなホッとして、どんどん夢を語ってくれます。
 
 私の夢は「ピアノの先生になること」「自宅にサロンをつくること」「海外に移住すること」……。夢を語ることで、その人の趣味や特技が分かります。「地域の人材バンク」の出来上がりです。
 
 さて、あなたなら、どんな自己紹介をしますか?
 
 幾つかのパターンを考えておくと、TPO(時間・場所・状況)に合わせた自己紹介ができます。
 地域で輝くためには、最初の自己紹介が肝心。しっかりと自分ピーアールをして、友達をつくりましょう。

【聖教新聞】



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Posted by 師子王 at 11:51│Comments(0)【教育】
 
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